アマゾン ウェブ サービス(AWS)に特化したインテグレーション事業とサービスの提供を行っている、クラウドインテグレーターのサーバーワークス様は、2009年より、AWSに特化したインテグレーション事業を開始。2014年に日本初のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のマネージドサービスプロバイダー コンピテンシーを取得。さらに、AWSのコンサルティングパートナーの最上位である APN プレミアコンサルティングパートナーに選定されるなど、この分野で先進的な取り組みを行っている企業として知られています。また、各企業様のAWS導入を成功に導くAWS導入支援、AWS運用サービス、AWS自動化ツール等のソリューションをご提供されていらっしゃいます。
※本事例中に記載の肩書きや各種数値データ・固有名詞等は取材当時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることを予めご了承下さい。
(1)弊社導入前には、どういった方法で名刺調達を行っていたか。
「社員各自で名刺費用の稟議を上長へ申請し承認されると、マーケティングの担当社員が手作業で全社員の名刺をIllustratorを使って制作・編集し、印刷会社へ入稿していました。」とご担当の中澤様。
(2)以前の名刺調達業務において、特に大変だった点や苦労した点、弊社サービスに期待をしている点、改善したい点等
「当社では、名刺に記載する情報の修正が頻繁に発生します。各社員が取得した資格を名刺に表記しているので、資格取得の度にアップデートが必要になります。また、半期毎に実施する組織変更の度に大勢の修正作業が発生し、社内でのデータ制作や確認作業に多大な時間と労力を要するため、マーケティングの担当者が本来のマーケティング業務に集中できない期間が発生していました。」と名刺調達のための情報管理やデータ制作業務への工数増大が懸念事項とのことでした。
(1)レイアウトの精査⇒資格表示のルール化や、各種項目記載の統一化をいたしました。
JUSCA用のレイアウトフォーマットを構築するにあたり、現在の各社員様のレイアウトのパターンを頂戴して、各項目の精査をいたしました。サーバーワークス様の名刺レイアウトでは、認証マークや資格記載が多行となる社員様が多数いらっしゃるため、資格などを、JUSCAの編集画面上で各社員様で任意に入力できるかたちでは、ケアレスミスが発生したり予期しない内容が入力されるなど、管理工数が増える懸念がございました。そこで、サーバーワークス様のVI・CIの規定に沿ったかたちで、資格項目や認証マークの記載ルールを再構築。認証マーク、および資格記載を予めシステム上に選択式として設定し、【入力しない方式】を採用頂き、ケアレスミスなどのエラーを抑止できるように致しました。
(2)半期一度の異動の際を見越しての環境整備を行いました。
これまでは前述のとおり、半期毎の大規模な異動があるたび、名刺調達業務の担当者様のデータ管理やデータ制作にかかるコストが大きく、実業への影響も懸念事項とのことでしたので、まずは、そのような名刺調達にかかるコスト削減のため、JUSCAでの簡易WEB稟議フローを構築いたしました。一般権限で申請⇒セクション承認⇒本社で最終承認というフローで、注文したい時にスムーズに注文できるようにいたしました。また、名刺データ、人事データはJUSCAのクラウドサーバー上で一元管理できるため、これまでの名刺の注文情報の世代管理なども容易にできるようにいたしました。異動時の名刺データや社員情報の内容変更に関しても、登録情報をCSVデータとしてダウンロードして、修正部分を変更・置換して、再度取り込むことで、一括変更も可能な運用環境を実現いたしました。
「名刺の修正から印刷まで一貫して業務を担ってくださる名刺会社もあるようですが、修正の度に費用が発生するため、資格など頻繁に修正が発生する当社では、これまで社内でデータ制作を行ってきました。しかし、社員数も増加傾向にあり、社員各自で編集・確認・発注ができるシステムへの移行を検討していたところジャストコーポレーションさんのJusca を知りました。」と中澤様。「今後発生する異動の際もCSV で一括更新を依頼できるとの事ですので、社員の負担もかなり軽減できるのではないかと思います。結果として、弊社の問題解決のみでなく、業務の効率化も実現できたと考えています。」と、今後は、異動時のCSV 一括更新によって、名刺調達業務の一層の効率化に期待を寄せられているとのことでした。